猫に効果があるしつけをご紹介!NGなしつけに気をつけよう!
猫は自由気ままな動物なので、言うことを聞いてくれないと嘆く飼い主さんは少なくありません。しかし、しつけの方法を間違えれば愛猫に嫌われてしまうこともあるので、そこだけは避けたいですよね。猫の気持ちに寄り添いながら、しつけについて考えてみましょう。
目次
人と一緒だと思ってはいけない
猫と暮らしていると「まるで人間!」と思うこと、何度もありますよね。たしかに猫にも感情があるので、私たちと簡単なコミュニケーションだって取れるし、似ているなと感じることもあるでしょう。
ですが、やっぱり猫と人間は違う生き物。何でも一緒にしてしまうと、どこかですれ違いが起こります。
そんな時に気をつけたいのは、しつけの仕方です。
しつけと言っても、猫にとっては人間のルールを押し付けていることと同じ。猫にルールを覚えてもらうためには、やはり猫に伝わるしつけで覚えてもらう他ないのです。
それを踏まえて、猫のしつけについて学んでいきましょう!
猫をしつける時の約束
約束1:しつけは家族のみんなで統一する
しつけの仕方がバラバラだと、猫は何が良いのか悪いのかが分からなくなってしまい、混乱してしまいます。
家族で話し合って、しつけ方を統一しましょう。
約束2:名前で叱らない
人間の場合、「ひろし、何やってんのー!」など、名前で叱るシーンをよく見かけます。
しかし、それは使う言語が一緒だから理解出来ていること。
猫を名前で叱ってしまうと、普段名前を呼ばれたときにも叱られたと勘違いしてしまいます。これは多くの人がやってしまう行動なので、少しずつ減らしていきましょう。
約束3:痛いことをしない
猫はそもそも自分がやっていることを悪いことだと思っていません。なので飼い主が叩いたり無理に捕まえようとすると、猫は飼い主のことをただただ怖い人と勘違いしてしまうのです。
叱る前にチェックしたいこと
基本的に猫は私たちに嫌な思いをさせようとイタズラすることはないです。じつはその行動によって、飼い主に何かを伝えようとしていることの方が多いのです。
例えば、爪とぎ。
爪とぎは猫にとって必要不可欠な行動です。つまり壁やソファに爪とぎをした時に叱っても、猫は良くない理由が分かりませんし、彼らの本能を否定することになってしまいます。
なのでもし猫の爪とぎによって悩んでいるのであれば、爪とぎ場を増やしたり、されないように保護をするなどの方法を選ぶべきなのです。
このように叱る前には、一度立ち止まって猫の気持ちを考える時間を作ってみましょう。
猫に伝わるしつけ方
無視をする
飼い主のことが大好きな猫は、叱られると飼い主に構ってもらったと勘違いしてしまうことがあります。その場合は当然ながら逆効果になってしまい、イタズラがヒートアップしてしまうのです。
そんな猫に使える叱り方は「無視」です。飼い主と遊びたい猫は無視をされると、「まだまだ遊びたいのに、これをしたら遊んでくれなくなった…」と徐々に学んでいきます。
天罰を与える
叩いたり大声を出したりすると、猫は飼い主を怖がるようになります。しかし注意したい時には、何らかの嫌な体験をさせることが手っ取り早かったりするものですよね。
そこで使えるのが「天罰」作戦です。
猫がイタズラをしたら、飼い主がやったと気付かれないようコッソリと猫が嫌がることをします。たとえば缶に石をいれて音を鳴らしたり、霧吹きで水をシュッとかけたり。
もちろん1度では覚えないので、何度も繰り返すことが重要です。
天罰作戦で重要なポイント
1.イタズラをしている途中か、直後に行いましょう。猫に理解させるためには、行動後0.5秒までに天罰を与えなければ意味がありません。
2.飼い主がやったと気付かれないことが何より重要です。隠れて行いましょう。
さいごに
基本的に猫は単独行動の動物なので、叱られたり褒められたりして言うことを聞くという感覚がそもそも難しいのかもしれません。
いつでも忘れたくないことは、猫は私たちに嫌な思いをさせたいと思ってイタズラしているわけではない、ということ。
飼い主に寂しい、構って!と伝えていることもあると思います。そのときは注意したあと、思い切りかまってあげましょう。
カテゴリ:暮らしと健康
- ペットdeペット編集部 うーたん 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。
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