暮らしと健康

猫飼いさんが秋に気をつけたいこと。

(ペットdeペット編集部)

 

夏の厳しい暑さから開放され、お散歩が気持ち良い季節となりました。その一方で、この過ごしやすさから猫も気が緩み、体調を崩しやすい時期でもあります。今回は「秋だから気をつけたいこと」をご紹介します。

目次

過ごしやすい秋だからこそ?

窓辺でゴロゴロのびのび。秋は、猫の無防備な姿がたくさん見られる楽しい季節です。しかしその気持ちの良さの反面、気候の変化から体調の崩しやすい季節でもあります。

飼い猫の体調管理は飼い主のしごとです。思いっ切り秋を味わってもらうため、この時期、猫にとって何に気を付けるべきなのかを一緒に確認していきましょう!

食べすぎに気を付ける

秋は食欲の秋とも言われますが、猫も同じように食欲が増加する時期です。フード・おやつのあげすぎに気をつけましょう。

こまめな体重測定を

健康的な猫ちゃんであれば月に1度、子猫や持病のある猫ちゃんの場合は1週間に1度は体重を量りましょう。

抜け毛に気を付ける

秋は夏毛から冬毛に切り替わる換毛期です。夏毛がたくさん抜け落ちるので、こまめなブラッシングが必要になります。長毛種の場合は毎日、短毛種の場合は2~3日に1回ほど行いましょう。

抜け毛は危ないもの?

抜け毛を放置すると、部屋が散らかるだけではありません。

毛同士が絡まり毛玉になってしまったり、抜け毛をたくさん舐め取った猫は毛球症という、体内に毛が溜まり体調を崩す病気になってしまうこともあります。

愛猫の健康のため、換毛期のブラッシングは念入りに行いましょう!

蚊に気を付ける

夏に活発になるイメージのある「蚊」ですが、じつは秋の方が活発になります。

蚊にとっても日本の夏は暑すぎて、逆に元気がなくなってしまうようで・・。私たちが過ごしやいと感じる秋は、蚊たちにとっても過ごしやすい時期になります。

猫は蚊にさされると「フィラリア症」という感染症にかかってしまうことがあるため、夏以上に蚊の対策をしていきましょう。

※蚊取り線香を使用する際は、換気を忘れずに。

フィラリア症の予防薬もおすすめ

お家のまわりに蚊が多くて防ぐことが難しい場合は、フィラリア症の予防薬もおすすめです。かかりつけの動物病院で相談してみましょう。

昼夜の温度差に気を付ける

秋は昼間とても暑いのに、夜は冷え込む・・という日が増えます。

1日の温度差が激しいと猫も免疫力が下がってしまうので、感染症にもかかりやすくなります。感染症はやっかいなので、本当に気をつけてあげたいです。

猫は人よりも体温調節が得意ではないため、いくら私たちが我慢できる暑さ寒さであったとしても、エアコンの冷暖房はこまめに切り替えて稼働させるようにしましょう。

晩秋の寒さには特に気を付ける

秋の終わり頃は、やはり寒さがとても厳しくなります。猫は私たちより寒さに敏感で、暖かい場所を常に求めています。

まだ秋だからと暖房をつけない方もいるかもしれませんが、お家に猫ちゃんがいる場合は暖房器具を惜しみなく使いましょう。

さいごに

愛猫の健康は、飼い主の健康あってのものです!過ごしやすい秋ですが、猫同様、わたしたち自身も気を抜かずに体調管理をしていきましょう。

涼しい風が吹く秋は、猫が自ら寄り添ってくる大チャンスな季節です・・。お休みの日は猫とゴロゴロ過ごして、日頃の疲れを癒やしましょう^^

カテゴリ:暮らしと健康

ペットdeペット編集部 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。

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