猫に嫌がられずにお薬を飲んでもらう方法(条件あり)(2/3)
我が家で考えたお薬の飲ませ方
この方法は我が家で考えた方法なので、中には変なこだわりもあるかもしれません。ただ、猫のことをとにかく考えて行き着いた方法なので、細かく説明していきますね。
(ここは違うなと思う部分があれば、適宜やり方を変えてもらってOKです。)
今回は錠剤を飲ませますが、粉薬も同じやり方で大丈夫です。
(1)ウエットフードとオブラートを用意する
このやり方は、ウエットフードとオブラートが必要になります。
ウエットフードは先ほど条件の中でお伝えしたように、ゴロゴロとした具の部分と、トロトロとした汁のようなもので構成されたパウチ系のウエットフードが良いです。食べ慣れた物を用意しましょう。
オブラートは、今回はペット用品店に売っていたペット用のオブラート(トーラスさんの「おクスリ上手」)を使用しています。
こちらはイチゴ風味なので薬のニオイをごまかすのに良いのかもしれません。ただ、こちらが無い時には人間用のオブラートを使いましたが、そちらでも成功しております。
(2)愛猫が最もお腹が空く時間まで待機
とにかく食いつきが大切なので、一番お腹が空くだろうと思われるタイミングに薬を飲んでもらいます。
フードをあげる直前の時間はお腹がかなり空いているタイミングだと思うので、そのあたりがオススメです。
(3)小皿にウエットフードをのせる
時間になったら、ついに投薬の開始です。
人差し指の第一関節よりも少し多いくらいのウエットフードを小皿にのせます。汁気を少し多めにしておくのがポイントです。
この時、ウエットフードが冷たい場合は少し温めると食いつきが良くなります。
(4)オブラートを必要な大きさにカットする
袋状のオブラートを必要な大きさにハサミを使ってカットします。
オブラートが透明なため、見えにくくてスミマセン。
錠剤の場合、今回使用しているオブラート「おクスリ上手」であれば、半分程度で十分です。
粉薬の場合は袋状のまま包んでいき、大きくなりすぎた場合はカットして調整します。
(5)オブラートで薬を包む
オブラートで薬をまんべんなく包んでいきます。
まきまき・・・
まきまきまき・・・・・
完成!
(6)包んだ薬に水を付ける
オブラートに包んだ薬に水を付けていきます。水道水でOKです。
あまり長いこと浸すと溶けすぎてしまうので、さら~っとです。
(7)薬をウエットフードに忍ばせる
水に付けてトロみがついた薬を、先ほど用意しておいたウエットフードに忍ばせます。
ウエットフードの液体部分を、オブラートに浸透させるイメージで・・・
こんな感じです。
待ち構えてる子がいる・・・(笑)
(8)薬&ウエットフードを食べさせる
(7)の直後は、ウエットフードの風味がオブラートに浸透していないので、一息ついたら猫に食べさせます。
薬が後半に残ってハラハラすることもありますが、最後にペロッと飲み込んでくれるのでじっと待ちます。
おっ。今回も食べてくれました!
しっかり飲み込んだことを確認したら、これで終了です。
このやり方にしてから何度かあげていますが、1度も失敗していません。
ただ、これは猫の性格や体調などによっても成功の確率は変わってくると思いますので、様子を見ながらチャレンジしてみてください。
カテゴリ:猫を飼おう!
- ペットdeペット編集部 うーたん 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。
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