苦手な動物病院、愛猫の負担をなるべく減らしたい!飼い主が出来ることとは?
猫は動物病院が苦手な子がとっても多いです。そのため、愛猫を病院に連れて行くときはいくつか気をつける点があります。愛猫の負担を少しでも軽くしてあげましょう!
目次
猫は動物病院が苦手
「うちの子は病院がすごく苦手で連れて行くのが可哀想・・・。」
多くの飼い主さんが抱えるお悩みである、動物病院。
そもそも、「犬は人に付き、猫は家に付く」とも言われるくらい猫は環境の変化が苦手です。
しかし、年に一度はワクチン摂取、そして健康チェックや体調不良時などにも動物病院は欠かせません。可哀想だからといって、動物病院に行かせないという選択肢はないのです。
そこで今回は、動物病院に連れて行く際に、愛猫へかかる負担をできるだけ減らす方法をまとめてみました。
恐がる愛猫のため、何が出来るのでしょうか…?
動物病院に連れて行く時に気をつけたいこと
飼い主は普段通りを心がける
愛猫の健康に問題がなければ、動物病院に頻繁に通うことはありませんよね。そのため、動物病院に行くとなると、飼い主さんの方も久しぶりでドキドキと緊張してしまうものです。
ただ、猫は勘が良いので、飼い主の緊張をしっかりと読み取ってしまいます。飼い主が緊張を見せれば、愛猫もどんどんと不安になるのです。
なるべく動物病院に連れて行く際は、普段通りの飼い主さんでいることを心がけましょう。
愛猫が車に乗る前に温度を調節しておく
いつも空調管理がされたお部屋で快適に過ごしている猫は、野外とお家との気温差に驚いてしまうことがあります。
体調不良の場合は悪化しないよう、また、ワクチン摂取などの際も病院に行くというだけでビクビクと怯えているので、特に夏や冬、事前に車の温度くらいは調節しておきましょう。
なるべく遠くない病院を選ぶ
猫は動物病院だけでなく、車も苦手です。
地域によっては難しいかもしれませんが、病院はなるべく近場を選び、猫の負担を減らしましょう。
待合室での過ごし方
ケースから出すのはNG
病院内で愛猫をケージから出すのはNGです。
愛猫が普段いくら大人しくても、環境が違うことでパニックを起こしてしまう可能性が高いのです。
飼い主の腕からスルッと抜けた瞬間に、他の飼い主さんが開けたドアから外へ飛び出てしまう危険もあります。
家から家まで、診察以外はしっかりとケージの中に入れておきます。
ブランケットなどでケージごと隠す
動物病院の待合室は、動物好きの人がたくさんいます。フレンドリーな方だと、愛猫に話しかけてくれることもあるでしょう。
普段関わらないであろう人とペットを通じて会話が弾むという、とても微笑ましいシーンとも思える場面ですが・・・
肝心の猫にとっては恐怖でしかありません。
そのため、他の飼い主さんやペットたちに直接会わせないようにするため、事前に用意しておいたブランケットやバスタオル等で猫をケージごと隠しましょう。
猫はもともと狭くて暗い場所が安心できる動物なので、この方法でストレスによる負担も多少軽減することができます。
ブランケットやバスタオルは、家で普段使っている物を持っていきましょう。いつもの安心するニオイで包んであげてください。
長く待つようであれば、車で待機する
日によっては動物病院が混んでいることもあるでしょう。
その場合は、なるべく猫に刺激を与えないためにも車などで待機しましょう。
動物たちの負担軽減のため受付の人から「車でお待ちください。」と言われることもありますが、言われない場合は一言声をかけて外に出ましょう。
さいごに
環境の変化が苦手な猫を動物病院に連れて行くのはとても大変なことですが、病院に行かないという選択肢はありません。
どうしたら愛猫になるべく負担をかけずに連れて行けるのか、普段から考えておきましょう♪
カテゴリ:猫を飼おう!
- ペットdeペット編集部 うーたん 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。
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