猫を飼う前に知っておきたいツラいこと…。覚悟を持って猫を飼おう。
憧れていた猫とのゆったりとした生活…。しかし実際に始めてみると良いことばかりではなく、飼ったことすら後悔する人もいます。
猫を飼う前にはしっかりとデメリットを予測しておき、理想と現実のギャップを出来るだけ減らしておきましょう。本記事では猫を飼うことによるデメリットをいくつか挙げるので、猫との暮らしを考えている方は参考にしてください。
目次
- お金のこと
- ネコも体調を崩す
- 壁や家具にイタズラ
- 眠いときも起こされる
- 引っ掻かれるし、噛む
- 外泊が出来ない
- ネコは潔癖
- ネコのうんちは臭い
- どこでも入るし、登る
- アロマ・柔軟剤は楽しめません
- 引越しは難しくなります
- まとめ
お金のこと
猫を飼うこと、それにはやはりお金がかかります。自分の生活で精一杯という方や、多少なりとも生活で我慢している部分がある方は、お金のことでの悩みが増えることになるかもしれません。
飼い始めはもちろんお金がかかります。ペット購入費等の他に、飼育のためのグッズやワクチン代などで最低でも3万円程はかかりますし、猫のためにお家の環境を充実させたければもっと嵩むでしょう。そして、避妊や去勢手術をする場合はその上に2~3万円ほどかかります。
そして飼っていく中でのフード代やトイレ代に関しては月々5千円程度でやりくりしている方が多いようです。しかし猫の食事の好みや飼い主さんのこだわりによって値段は変わります。例えばウェットフードしか食べないような猫だと値段はドンと上がりますし、病気によって効果のあるフードを食べさせたい時もまた値段がかかります。
そして、おもちゃ代、病院代、ワクチン代…月々によってかかる費用が変わってきます。今月安かったからと言って、来月は跳ね上がることも。
ネコも体調を崩す
猫も生き物なので体調を崩します。猫は私たちに苦しいと訴えることが出来ないので、なにか少しでも異常が起これば病院に連れて行かなければなりません。お仕事が大変だとはいえ、「半休ください」なんて日もあるかもしれません。
病院に連れて行くだけではなく、薬をもらったらどうにか飲ませなければなりません。薬の種類や猫によっては飲ませることに大変苦労する場合があります。
壁や家具にイタズラ
壁やソファに決まったように爪とぎをしますし、カーテンには大はしゃぎで気づいたらボロボロ。去勢してないオス猫はあちこちにオシッコをかけます。
ただ、猫がイタズラするのには理由がちゃんとあります。こちら側が猫がイタズラしないように、イタズラしても大丈夫なように対策をしてあげることである程度は改善します。しかし0になることを望んではいけません。
眠いときも起こされる
猫には寝ている飼い主をどうにか起こしたい時があるのです。
起こし方は少々手荒め。大きな声で鳴き続けたり、足や顔を噛んだり、目を半分開けたらこちらに狙いを定めていることも…。とっても可愛いけど、疲れて眠い時にされると辛いと感じる方も多いです。
引っ掻かれるし、噛む
引っ掻かれたくないし、噛まれたくない人は猫を飼うのをやめた方がいいです。
しょっちゅう引っ掻いたりする猫は少ないですが、起きて欲しいときだったり、一緒に遊んでいる時だったり、怒った時だったり…。飼い主に甘えているときに、甘え方がどんどん激しくなって気付けば跡になっていることも。
外泊が出来ない
出来て1泊。2泊大丈夫という方もいますが、猫にとってはかなりストレスになりますし、それなりに準備が必要です。
家を長く空けるときは、知り合いやペットシッターにお世話を頼む必要があります。ペットホテルという方法もありますが、仕方がない場合を除き、環境が変わることが苦手な猫にとっては出来るだけ避けたいことです。
ネコは潔癖
猫も人と同じでトイレが臭ったり汚れていたりすると、「ここのトイレやめとこー。」と思います。そんなとき飼い主には何かしらアピールをするのですが、それに気づいてやれないとベッドやソファの上でオシッコします。
ゆえにトイレのチェックは頻繁にする必要がありますし、家を空ける時間が長い方はトイレを複数用意してあげる必要があります。
ネコのうんちは臭い
猫のうんちは犬のうんちよりも臭うと言われています。
臭いを気にする方は一度知り合いの家の猫のうんちを嗅いでから飼ってみることをオススメしておきます。
どこでも入るし、登る
キッチンに登ってイタズラしていたり、クローゼットに入って大切な洋服にじゃれていたり…。私たちが苦労して対策してもそれを上手にくぐり抜けます。しかもすごくしつこいのです。
忙しい時にそんなことをされても許せますか?
とは言え、飼い主が根気よく工夫を続ければ、苦労はちゃんと実を結びます。
アロマ・柔軟剤は楽しめません
猫にとってアロマはとても危険なもの。
アロマでリラックスする習慣が止められないなら、アロマを楽しむ専用の部屋を作るか、猫を飼うのを諦めましょう。
そして見逃されがちなのが柔軟剤です。香りが強いものは猫の体調を左右します。せめて猫のものを洗う時ぐらいは無香料を使いたいですね。
引越しは難しくなります
猫は引越しが大嫌いです。なわばり意識が強い猫にとって、自分の担当エリアが変わることは猫にとってとても恐怖だからです。猫との暮らしを始めれば飼い主が好きなように生活の環境を変えることは出来なくなります。
やむを得ず引越しをした際には、メンタルケアが必要です。それくらい猫にとったらストレスなのです。
一つ例として、私の伯祖母が引越しをした直後、飼っていた猫が家から飛び出て行ったきり帰って来ませんでした。管理不足もあると思いますが、引越しをするとこのような異常なことが起こりやすくなります。
まとめ
猫を飼うときには何かしら思い通りにならないことが出てきますが、あらかじめ知っておくことで何かが起きた時も大きな気持ちで受け入れることが出来ます。
本記事だけでなく、ネットの中には様々な悩みが溢れているので、そういったものを参考にしてみるのもオススメです。
もしデメリットの部分で「ここは受け入れがたい」と感じる部分があるのなら、まだ猫を飼う時期ではないのかもしれません。お互いが気持ちよく過ごせる準備をした上で猫を迎え入れましょう。
カテゴリ:出会おう
- ペットdeペット編集部 うーたん 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。
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