観葉植物を飾りたい飼い主さん必見!ペットにも安全な観葉植物で癒され生活!
ペットたちは飼い主が見ていない隙にさまざまなイタズラをしています。そのためペットと暮らすお部屋の中の装飾には常に気を配らなければなりません。
中でもお部屋の装飾には観葉植物を置くことが多いですが、植物には毒性のあるものも多く存在します。そこで今回は、ペットがいても安心な観葉植物と避けたい観葉植物をご紹介します。
目次
植物のある生活には多くのメリットがある
どこか味気ないと感じるお部屋。そんなお部屋に何気なく植物を置いてみたら、急に見栄えが良くなって驚いた経験はありませんか。お部屋に植物を置くメリットはそれだけではありません。
- リラックス効果
- ストレス発散
- 目の疲れを癒やす
- お部屋の加湿効果
- 空気清浄効果
など、このように植物にはお部屋の見栄えだけでなく、心身をより健康に導いてくれる力があります。
森林浴と同じ効果がある
森林のような草木が多い場所へ行くと気分がスッキリしますよね。実は、お部屋に植物を置くことでそれと同じ効果が得られると言われています。
なぜ植物にそのような効果があるのかというと、それは多くの植物から出る「フィトンチッド」という成分が空気をキレイ(抗菌、防虫、消臭等)にする力を持っていることが関係しています。
お部屋に置くだけで空気をキレイにしてくれるとなれば、直ぐにでも植物を置きたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、忘れてはいけないことがあります。多くの植物に、人間や動物たちにとって毒となる成分が含まれているのです。
植物には毒の危険がある
植物にはその美しさや効能の反面、私たち人間や動物たちにとって有毒であるものが数多く存在します。人間でも無害な植物と見間違えて口にしてしまい、食中毒になることもありますよね。
犬や猫はそもそもそういった知識を誰かに教わることは出来ませんし、本能的に草を食べることで毛玉を吐き出したり胸焼けをスッキリさせる習性があるため、近くにある植物を口にしてしまう恐れが大いにあります。
そこで飼い主はペットたちにとって危険な観葉植物と安全な観葉植物を知る必要があるのです。
ペット(犬・猫)が居たら避けたい観葉植物
多くの植物に人間や動物たちにとって有毒となる成分が含まれています。その成分は動物の種類によって有毒であったり無害であったりするため、人間にとって無害なものでもペットたちに無害であるわけではありません。ペットたちにとって有害な植物は何か、しっかりと学んでいきましょう。
以下にペット(犬・猫)が居たら避けるべき観葉植物を一部ご紹介します。
ドラセナ
「幸福の木」とも呼ばれるドラセナ。しかし、ペットたちが口に入れると、嘔吐や食欲不振、大量のよだれ、腹痛、手足のしびれなどの症状が現れ、最悪の場合死亡してしまうケースも。
アイビー
見た目が可愛らい上に丈夫で育てやすいことから人気のあるアイビーですが、ペットたちが口にすると下痢や嘔吐、眼を痛がる、口内の痒みなどの症状が現れることがあります。
ポトス
優しい見た目からお部屋に飾りやすく人気のあるポトスですが、ペットたちが口にすると口内の炎症や皮膚炎などの症状が現れることがあります。
ポインセチア
クリスマスによく飾られるポインセチア。ペットたちが口に入れると、下痢や嘔吐、口の腫れの症状が出る場合があります。また、切り口から出る樹液に触れると皮膚が炎症することもあります。
アロエ
美容にも健康にも良いとされるアロエですが、ペットたちが口にすると下痢や嘔吐、胃炎、腎炎を引き起こすことがあります。
ペット(犬・猫)が居ても安心して飾れる観葉植物
「ペットがいるから植物は我慢…」という飼い主さんも多いですが、植物を置くのに丁度良さそうな場所があるのなら是非ペットに安全な観葉植物を飾ってみてください。
パキラ
花言葉:快活・勝利
パキラは丈夫で失敗しにくく、害虫もつきにい、初心者におすすめの観葉植物です。種は有毒ですが、出回っているパキラは開花しにくいので安心して飾ることができます。
サンセベリア
花言葉:永久・不滅
空気清浄効果が高く、人気の観葉植物です。横に広がりにくく上へ伸びていくため置きやすいです。
ペペロミア類
花言葉:かわいらしさ・艶のある・片思い
ペペロミアは種類豊富で様々な葉の色や形があってインテリアに合わせやすいです。背丈が伸びないのでハンギングバスケットで飾る方も多いです。猫が飛びつかないと良いですが…。
シュロチク
花言葉:思慮深い
シュロチクは漢字では「棕櫚竹」と書きますが、竹ではなくヤシ科の植物。和モダンなお部屋におすすめです。
ガジュマル
花言葉:健康
ガジュマルは「幸せを呼ぶ木」とも呼ばれる、個性的な見た目からとても人気の観葉植物です。沖縄では自生していて、巨大ガジュマルの木としても有名です。
エバーフレッシュ
花言葉:歓喜・胸のときめき
優しく涼しげのある見た目でインテリアによく馴染んでくれることから人気の観葉植物です。夜になると葉を閉じ眠っているような姿になるのが特徴です。
観葉植物を置く際の注意点
食べすぎに注意、ストレスサインかも
ペットに安全な植物を飾っていたとしても、食べすぎてしまう場合は注意が必要です。猫の場合は肉食であるので植物の消化は苦手ですし、犬の場合も食べすぎは身体に良いとは言えません。
そしてあまりにも食べたがる場合は、日々どこかでストレスを感じている可能性もあります。そういった場合は一度植物を別部屋に置いてストレスの発生源を探しましょう。
観葉植物のユラユラが気になることも
観葉植物は空気の流れでユラユラと動くことがありますが、それがペットたちのおもちゃ代わりになってしまうこともあるので置く場所を配慮しましょう。
イタズラされても
何を飾るにも飾り始めはペットたちの注目の的になってしまい、イタズラをしてしまうこともあります。しかし、すぐに別部屋に置いてしまうのは少々勿体ないです。
イタズラをされた際はこまめに注意をしながら少しの間ガマンをすることで、ペットたちもだんだんと慣れて気にしなくなります。
是非、植物のあるクリーンな生活を送ってみてください。
カテゴリ:これってどうなの?
- ペットdeペット編集部 うーたん 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。
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