まめ知識

猫の模様をご紹介!お家の猫の模様は一体なんて呼ぶ?(1/3)

(ペットdeペット編集部)

 

「○○さん家の猫ちゃんはどんな模様なの~?」

――猫を飼っている人間なら一度は聞かれるこの質問。しかし、どんな模様か上手く答えられず、スマホで写真を見せてその場をやり過ごしている方も多くいることでしょう。

愛猫の模様、スマートに答えてみませんか?

目次

猫の模様の呼び方

猫の模様は個性があってとても面白いですよね。模様にはそれぞれ呼び方があります。「うちの子の柄は複雑な模様だから…。」と思ってしまうような柄にも呼び方がちゃんとあります。

現在は外国からやってきた猫の遺伝子も広まりつつあるため、日本ではあまり見ない模様の猫も増えてきました。そういった猫ちゃんについても、全てではないですがご紹介したいと思います。

毛の種類

猫の模様は、1本1本の毛によって構成されています。猫の毛には無数の色合いがあるようにも思いますが、基本の種類は4つ。

  • アグチ毛(根元と毛先が黒く、間が茶色の毛)

ただ、猫の毛には他にも灰色や、薄茶色、根元が白く毛先は黒い毛など、さまざまな色が存在します。

そういった少し珍しい色の毛については、この4つの基本の毛に特別な遺伝子が働くことで作られているということを覚えておきましょう。

模様の呼び方

国内の一般的な猫の模様は、大きく5つに分けられます。あなたのお家の猫ちゃんはどれに当てはまりますか?

  1. 体全体が一色
  2. 体全体が細かい縞模様(キジ・サバ)
  3. 白と他一色の二色(ブチ)
  4. 茶と、黒orキジ(二毛)
  5. 白と茶と、黒orキジ(三毛)

ここに当てはまらない場合は、外国由来の遺伝子が関係している可能性があります。

また、模様の呼び方は1つではないため、なるべく別名にも触れていきたいと思います。気に入ったものを覚えておきましょう。

1.体全体が一色

白猫

少しでも異なる色が入っていれば白猫ではありません。完全に真っ白な猫を白猫といいます。

黒猫

こちらも白猫と同じく、少しでも異なる色が混ざっていると黒猫とは言えません。

グレー猫

別名:ブルーキャット

灰色の毛を持つ猫。世界的にはブルーキャットと呼ばれることが多いです。毛の色素を薄くするダイリュート遺伝子によって黒い毛が薄まった結果になります。

茶トラ

別名:レッドタビー、ジンジャーキャット

体全体が茶色の毛で構成されています。多少の濃淡があり縞模様に見えることから茶トラ(茶虎)と呼ばれています。

茶トラは遺伝子的にオスしか産まれないため、身体が大きな子が多いことも特徴です。

2.体全体が細かい縞模様(キジ・サバ)

カテゴリ:まめ知識

ペットdeペット編集部 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。

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