黒猫はどんな猫?迷信はどこから?SNS映えする撮り方についてもご紹介!
日本では昔から愛されてきた黒猫ですが、その一方で黒猫を見かけるのが良くないという迷信も時々耳にしますよね。今回は黒猫の迷信についてや、性格、SNS映えする黒猫の撮り方についてご紹介していきます。
目次
不幸の前兆とされがちな黒猫
かつてのヨーロッパ各地においては、黒猫が魔女と結び付けられて迫害の対象になったという歴史があります。現在でもイタリアではそういった考えが抜けず、行方不明になる黒猫が多いというほどです。
日本でも「黒猫が道を横切るのを見ると、不吉なことが起こる」という迷信がありますよね。これは、日本人がヨーロッパ一部における黒猫の悪いイメージに影響されてしまったからではないかと考えられます。
日本において黒猫は福猫
ヨーロッパの影響から黒猫に良くないイメージを持つ日本人も少なくありませんが、
日本では昔から黒猫は暗闇の中で目だけがキラーンと光るという理由から、魔除け厄除けの象徴である「福猫」として愛されてきました。
縁起物の代表とも言える招き猫は白色が主流ではありますが、実は黒い招き猫も多く出回っており、魔除けなどの意味で購入される方が多くいます。
黒猫が縁起の悪いものと言われていたら、このような物は製造されないでしょう。日本では縁起の良い猫という位置付けであることがよく分かります。
「吾輩は猫である」のモデルは黒猫
夏目漱石の処女作である「吾輩は猫である」の主人公の猫は、実在した黒猫がモデルとなっています。
その黒猫は漱石が不調を抱えている時にやってきた迷い猫でした。漱石はそれをきっかけに穏やかな心を取り戻し、世に素晴らしい作品を残しました。
黒猫の性格は?
性格といっても個体差はありますが、黒猫と暮らす飼い主の多くは
- 人懐っこい
- 甘えん坊
- やさしい
- おっとりしている
と感じることが多いようです。
一方、黒猫は臆病で警戒心が強いと感じる人も?
一般にメス猫は子猫を守るための本能が働くため、警戒心が強くなることがあります。そのため、メスの黒猫は臆病で警戒心が強い子が多いでしょう。
これは飼い主に対してではなく、知らない人や聞きなれない音などに敏感だということです。
飼い主の前では警戒心を解いた可愛い表情を見せてくれることでしょう。
SNS映えしない?いいえ。
ある国では、SNS映えしないからといった理由で捨てられる黒猫が増えているという信じられない話もあります。
そもそもSNS映えを目的に飼うのなら、そもそも猫との暮らしを考えてほしくないですが、
現在SNSを利用している方の多さを見ると、黒猫がSNS映えしないと悩んでいる方は割と多いのかもしれません。
そこで、黒猫をどのように撮ればSNS映えするのかについて、黒猫と暮らすSNSユーザーの写真を見ながら考えてみました。
瞳が美しい黒猫
黒猫は他の柄の猫よりも瞳が際立って美しく映ります。
ぱちっと目が開いている時はカメラの用意をしましょう!
なるべく瞳孔が開いている時に撮ると、より可愛さが増します。
華やかな首輪が似合う黒猫
黒猫は華やかな首輪がよく似合います。
黒猫だからと色を合わせて暗い色の首輪を付けるよりは、より鮮やかな色だったり、華やかなデザインの首輪を選んでみましょう。
そうすると、黒猫がより可愛く写真に映ります。
黒猫には鮮やかな色が合う
黒猫にはパキッとした鮮やかな色合いがとても合います。
真っ白な壁の前で撮影してみたり、少し強めの色の物を横に置いてみたり。
果物や野菜、食器、植物、クッション・・・など何でもOKです。
黒猫のアップの写真はクールな印象になりがちですが、他の物と一緒に撮ることにより相乗効果が生まれて一気にオシャレ感のある写真になります。
黒猫のシルエットを活かそう
黒猫はなんといっても体全体のシルエットが美しいです。黒猫のシルエットの美しさが活かされているアートや雑貨が多くあることから、これは間違いなさそうです。
遠目の位置からニャルソック中の黒猫を撮ってみたりするだけでも、他の猫達からは味わえないようなグッとくる写真が撮れると思います。
是非、黒猫ちゃんを撮る際はお試しください♪
さいごに
見た目だけで怖いと決めつけられがちな黒猫ですが、性格の傾向からいえば、やさしく人懐っこい、人間と一緒に暮らすのにぴったりな猫だと言えます。
根拠のない迷信に振り回されず、新しい世代には黒猫はとても友好的で素晴らしい猫であると伝えていきたいですね。
カテゴリ:まめ知識
- ペットdeペット編集部 うーたん 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。
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