まめ知識

【ペットと子育て】ペットが子どもに与える良い影響とは?

(ペットdeペット編集部)

 

動物との触れ合いがあると、子どもにどのような心の成長や変化をもたらすのでしょうか。今回は「ペットが子どもに与える良い影響」についてご紹介します。子どものために飼うことを決心する方が結構多いようなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

言語がない彼らから学べること

私たち人間が身に付けているコミュニケーションの方法は言語だけではありません。視覚や聴覚などから様々な情報を得る、「非言語コミュニケーション」がとても重要になっています。

それは、相手の本当の思いを知るためには言語だけでは足りないということです。例えば、友人と普段やりとりするためにSNS(LINEなど)を使う方が増えたと思いますが、そこで皆さんがスタンプや絵文字を使うのは、言語以上の気持ちを伝えたいから、ということになります。

たしかにスタンプや絵文字に加えて、「!(感嘆符)」などを使わない方とのやり取りや、ビジネスメール。やはり感情が伝わりにくく、次に会うまで相手に対してヒヤヒヤとした気持ちになることってありますよね〜。

ペットと暮らすと非言語コミュニケーション能力が育つ

ペットには言語がありませんので、必然的に表情や行動をみて判断することになります。一緒に暮らすペットがどんな気持ちなのかを観察して予想する、それは当たり前のことですよね。

このようにペットとの暮らし、つまり非言語コミュニケーションを毎日していると、人間とのコミュニケーションの中でも相手のことを自然と言語以上に読み取ろうとするようになります。

そうしてだんだんと、自然と相手を思いやる優しい人間に育ってくれるのです。

こういった非言語コミュニケーション能力は、幼い子どものうちに身につけておかなければなりません。

すべてを受け入れてくれる存在になる

ペットと心を通わせれば、「無条件の愛」でお子さんを受け入れてくれるようになります。嬉しい時も悲しい時もいつも側にいてくれるので、その「愛」はお子さんの心の支えとなります。

「どんな君でもいいんだよ。」と言われているような感覚

人はつい評価をするし、周りの目を気にしたりしてしまうものです。しかしペットにはそういった考えが全くないので、本当の意味で心から信じることが出来るのです。

この「無条件の愛」を幼少期に知ることは、大人になってからも心の大きな支えになります。

このペットたちを、私たち人間、そして親になった者は特に見習わなければいけませんね~。

命の重みを教えてくれる

現代の子ども達は、ゲームを楽しむ子が圧倒的に多くなりましたね。近ごろ夏の暑さは酷く、冬は早く日が暮れるし、物騒な事件もありますから当然なのかもしれません。私個人の感想としては、頭の体操になる部分もあるので幼い頃からでもゲームに触れることは良いのでは、と思っています。

しかし多くのゲームでは「死」を安易に表現しています。ゲームが大好きな子どもが幼い頃からこの感覚に慣れてしまうと、「命の重み」への理解が深まらないまま成長してしまうことになりかねません。

ペットは私たち人間よりも寿命が短いです。子どもの頃から一緒に暮らしていれば、必ず大好きなペットの死を目の当たりすることになります。

兄弟や親友のように一緒に過ごしてきたペットが亡くなることは、言葉に表すこともできないぐらいに悲しいでしょう。しかしその悲しみは命の重みを理解し、「1日1日を大切にすること」、「周りの人間を大切にすること」、そして「自分自身を大切にすること」に繋がっていくのです。

アレルギー検査をしましょう

子どもが生まれる前から飼っている場合は仕方ないのですが、後からペットを飼う場合は子どもにアレルギー検査をして猫と暮らして問題がないかを確認をしましょう。

子どもが生まれる前から飼っている場合で、異常が出た場合は必ず病院へ連れて行きましょう。お医者さまは度合いによって適切なアドバイスや治療をしてくれます。

さいごに

ペットは人生において大切なことをたくさん教えてくれることが分かりましたね。ペットを飼うことで、自然と子どもに良い影響や学びを与えられるなんて本当に素晴らしい。

しかし、無理をして飼うのは禁物です!「金銭面の余裕」や「時間の余裕」、あるいは「お世話を頼める人が居ること」が前提となります。大変な中で飼ったら、もっと大変になっちゃいますからね…(- -;)

本記事で「子どもへの影響」に興味が湧いた方は、「ペットとの暮らし」を是非、一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

カテゴリ:まめ知識

ペットdeペット編集部 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。

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